阪神淡路大震災から30年。
私自身神戸市(垂水)の出身で両親もそのまま居住していましたので、一部損壊してライフラインのすべてとまってしまった自宅にとどまるふたりに、飲料水や食料など車にあれこれ積んで毎週末往復しました。
阪神高速道路がご存じのように倒れていましたから、京都から一旦北上して亀岡、丹波篠山あたりを経由して明石方面から近づくのですが、9時間も10時間もかかり、とくに最初の頃は近づくと消防や救急のサイレンが鳴り響き、緊急車両が列をなして大変な状況でした。
知り合いの中にも被災したり亡くなられたりした方もありました。
ボランティアなどが始まると京都の先生方も沢山応援に行っておられました。
「先生は神戸だから行くんでしょ?」と言われましたが、自分の親だけで手一杯でとても活動に参加できませんでした。
そのことは罪悪感と共に後々まで悔いとして残りました。
東北に長く関わったのはその罪悪感がひとつの原動力であったと思います。
今年は30年ということでいろいろテレビなどでも特集が組まれました。
トラウマというのは本当に難しいもので、こうして時間が経って初めて語れるようになることもあります。
時間とともに和らぐこともあり、より深くなる体験もあります。
そういうことを改めて実感した1月17日だったと思います。
亡くなられた方に、もう一度こころからご冥福をお祈りしたいと思います。
以下、今後の予定です。
1月25日土曜 休診
2月1日土曜 椿
2月8日土曜 休診
2月15日土曜 市川先生
2月22日土曜 休診
3月1日土曜 椿
3月8日土曜 休診
3月15日土曜 市川先生
3月19日水曜 休診(19・20祝日と連休します)
3月25日土曜 休診
そのほかカレンダー通りです。
よろしくお願いいたします。

Comentarios